日々我思故我在

考えたこと、見つけたこと、知ったこと などの記録。もう少し自由にいろいろと書いてみようと思います

選挙が始まると思うこと2-選挙運動のやり方、そろそろ変えませんか?

選挙が始まると思うことは、未だに昔ながらの選挙運動が行われていることである。いろいろな技術や手法がある現代において、昭和の選挙が今も続いているように感じる。

  • 選挙カーによる名前連呼
    住宅地なども廻り、ただひたすらに候補者の名前を繰り返すだけ。ただの騒音にしか感じない。特に我が家の前はそれなりの速度で走っているようなので、名前すら完全に聞き取れない。それなりに排ガスも撒き散らしているので、エコですらない。こういう候補者の口から環境問題に注力しますといわれると、違和感ありありである。
  • 駅前での街頭演説(特に出勤時)
    出勤時はとにかく早く駅に着きたい。なので、演説で長い文章を説明されても聴いている時間はない。特に話の途中では本当に何を話していたのかわからない。さらに立ち止まって演説を聴く人がいると通行の邪魔でしかない。話に注力せず、冊子(チラシ?)を配布する人もいるのですが、ゴミになっている気がする。

こんな一般国民の邪魔でしかない人に投票してよいのかといつも悩む。選挙で目が眩んで周囲が見えていない気がする。

そもそも「○○を実現します(実現に向けて邁進します)」という公約がわからない。なぜその政策が必要なのかの理由は説明してくれるのだが、

  • それほど必要/重要な政策なら、今実現できていない理由は何?
  • 実際に実現するために何が必要になるのか? あなたは具体的に何をするのか?
  • 予算は有限であり、その政策実施のために何か犠牲にしようとしているのか?(増税などもある)

その政策の実現に、どのようにアプローチするのかが全く語られない。方法が何も見えていない人に実現なんて、とても無理だと思ってしまう。私としてはこういう部分まで説明してもらい、本当に実施してくれる人を選びたいと思う。

それに今時喋るだけ?というのも疑問である。持ち運びできる大型ディスプレイもあるし、大型のビジョンが設置されている場所もあるので、PowerPointとか使って、ビジュアルにプレゼンテーションをやってほしい。話がわかりやすくなるし、伝えられる情報も増えるはず。それに国会答弁などでIT知識皆無の議員などを見ると、現代でITツールを使いこなしていない人はもう無理なんじゃないかとも思う。

 

短い選挙期間、立候補者の話を聴ける機会の少なさを考えると、もっと工夫してほしいのであるが、未だに昔ながらの選挙活動をしている人にこれからも改革なんて無理じゃないのかと思ってしまうのである。

ということで、きっと今回も投票していいかわからないため、大いに悩むのである。